のと鉄道で8日、成城高(東京)鉄道研究部がデザインしたヘッドマークを飾った普通列車の運行が始まった。「能登の良い所が分かるように」との思いから里山里海やボラ待ち櫓(やぐら)が描かれた。
昨年8月に穴水町で開かれたのと鉄道を舞台にした「全国高校生地方鉄道交流会」で、成城高が活性化案を発表するコンテストで最優秀賞となり、副賞としてヘッドマークの制作権を獲得した。
ヘッドマークは直径約60センチの円形で、中央に大きな赤い字で「歓迎 能登路」と記した。のと鉄道旧能登線を走った急行「能登路」のヘッドマークをモチーフにするなど鉄道ファンならではの仕上がりとなった。