多くの映画音楽を演奏する「ハリウッド・フェスティバル・オーケストラ!」の14日の長野公演(信濃毎日新聞社など主催)に合わせ、会場の長野市芸術館(緑町)展示サロンで13日から、映画ポスター展が開かれる=写真。1920〜80年代のポスター45点が並ぶ。
2005年に72歳で亡くなった映写技師の小林創(はじめ)さん(須坂市出身)が集めた収蔵品。現在は須坂市が管理している。「風と共に去りぬ」や「ローマの休日」をはじめ、1925年公開の「黄金狂時代」や89年公開の「ニュー・シネマ・パラダイス」など、海外の名作映画のポスターがずらり。チャプリンとオードリー・ヘプバーンの主演作品をまとめて展示したコーナーもある。
企画したオフィス・マユ(長野市)の尾崎由紀さんは「懐かしいポスターを見て『また映画を見たい』という気持ちになってもらえればいい」と話している。
15日まで。午前10時〜午後5時半。入場無料。14日の長野公演のチケットは完売した。