力強い書のパフォーマンスを繰り広げる高木さん=樂翠亭美術館

力強い書のパフォーマンスを繰り広げる高木さん=樂翠亭美術館

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雪の日本庭園で書を披露 青柳志郎三代展

北日本新聞(2017年1月15日)

 企画展「新春を寿(ことほ)ぐ青柳志郎三代展」を開催中の樂翠亭(らくすいてい)美術館(富山市奥田新町)で14日、出品作家の高木雛(ひな)さん(京都)が書のパフォーマンスを披露した。雪が降る日本庭園で、自然への畏敬の念を表した大作を勢い良く書き上げた。フラメンココンクールで優勝経験がある長男の亮太さん(富山)も演奏で参加。この日だけの特別な"四代展"に、来場者約170人が沸いた。

 パフォーマンスでは、亮太さんのカホン、柴田亮太郎さん(東京)のギターでフラメンコ調にアレンジした祝詞を石塚隆充さん(同)が歌い上げた。哀愁を帯びた音色と歌声が響く中、高木さんは天照大神(あまてらすおおみかみ)をイメージしたという金色のはかま姿で登場。音楽の緩急に合わせ、世界が一体であることを意味する「天地(あめつち)」を、縦210センチ、横280センチの紙いっぱいに記した。

 書き終えると、高木さんは「絶好のロケーションの中でパフォーマンスできた」と来場者に感謝した。

 企画展は2月12日まで。日本北陸書道院理事長の青柳志郎さんと父の石城(1899~1977年)、娘の高木さんの書60点が並ぶ。今回制作した作品も今後展示される。北日本新聞社共催。

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