縄文火占いまつりは14日、小矢部市の桜町JOMONパークで開かれた。ご神火で燃やした竹が倒れた方向にある言葉「占い札」で新年の運勢を占い、今年は「挑戦」の年と出た。雪が舞う中、訪れた市民らはそれぞれ挑戦を誓った。
桜町石斧(せきふ)の会などが開催。桜町遺跡から骨が出土したカエルにちなみ、「幸福・元気・無事カエル」をテーマに据えた。
カエル形シンボルを先端に飾った竹の下の井桁に高床建物に飾っていた縄文しめ縄を載せ、ご神火をもらった子どもたちが点火。竹の周囲には遺跡から出土した環状木柱列にならって8本の柱を置き「活気」「健康」「希望」「挑戦」「感動」「おもいやり」「はばたき」「まごころ」の占い札を貼った。ことしは倒れるのに時間がかかり、訪れた人は今か今かと見守った。
「挑戦」に決まると、祭主を務めためるへん劇団座長の山本克博さんが「東京五輪もあるので皆さんも自分の夢や目標に向かい挑戦しよう」と呼び掛けた。