水しぶきが凍り、つららができた横谷渓谷の乙女滝。ダイナミックな水量との対比を見せていた=16日、茅野市

水しぶきが凍り、つららができた横谷渓谷の乙女滝。ダイナミックな水量との対比を見せていた=16日、茅野市

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乙女滝、水と氷の迫力 茅野・横谷渓谷

信濃毎日新聞(2017年1月17日)

 この冬最も冷え込み、真冬日も観測した週末が明けた16日。茅野市郊外の横谷渓谷にある乙女滝では、飛び散る水しぶきが凍って大きなつららができ、ダイナミックに流れ落ちる水との対比が鮮明になった。

 蓼科中央高原観光協会の案内所によると、乙女滝は標高約1250メートルにある。近くの横谷温泉旅館から渋川沿いの遊歩道を15分ほど歩いた岩壁にも、湧き水でできた高さ約10メートル、長さ約1キロの氷瀑があり、冬場の見どころという。

 同旅館によると、今季は例年より冷え込みが緩く、本格的に寒さを感じるようになったのは年明け以降。乙女滝は水量が多く、流れも激しいため、完全に凍ることはないという。滝までの道は足場が悪いため、宿泊客には近づくことを勧めていない。

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