食堂の営業を始めた埋橋幸希さん(左)と長男を抱っこする智徳さん

食堂の営業を始めた埋橋幸希さん(左)と長男を抱っこする智徳さん

長野県 伊那路 グルメ

「ビーガン料理」気軽に 伊那のゲストハウス

信濃毎日新聞(2017年1月18日)

 伊那市東春近で、埋橋智徳(としのり)さん(31)、幸希(さき)さん(32)夫妻=箕輪町=が営むゲストハウス「赤石商店」が、食堂の営業を始めた。肉や魚、卵、乳製品を使わず、野菜が中心の「ビーガン料理」と呼ばれるメニューなどを提供。今後は、ゲストハウス内にシアタールームや店舗なども設ける予定で、夫妻は「ゆくゆくは宿泊可能な複合施設にしたい」と意気込んでいる。

 赤石商店は、箕輪町出身の幸希さんの祖母が住んでいた家を改修し、昨年3月にオープン。当初は、長男(8カ月)を妊娠中だったこともあって宿泊客のみ受け入れており、今月13日から料理の提供を始めた。

 幸希さんは「体に良い物を取るというよりも、気軽にビーガン料理を楽しんでほしい」と話す。夫婦は以前、都内で働いており、幸希さんのアルバイト先がビーガン料理の専門店だったという。メニューは週替わりの定食とカレーライスで、ドリンク付きでそれぞれ千円。メニューの彩りが美しく、うれしそうに写真を撮る客もいる。友人や妻と一緒に来店した農業伊東誠さん(33)=駒ケ根市赤穂=は「体に優しい感じがして、男性でもおいしく食べられる」と話していた。

 敷地内には2階建ての倉庫があり、2階に100インチのスクリーンを設置。県外出身の智徳さんは「今春ごろまでには、月1本程度ドキュメンタリーなどの映画を上映できればいい」としている。DJのブースとしても活用可能という。1階には洋服や日用品を扱う店舗が入る予定だ。

 食堂はコミュニティースペースとして開放しており、幸希さんは「空間の雰囲気を生かしてイベントを開きたいという人がいたら声を掛けてほしい」とPRしている。食堂は金、土、日曜の午前11時半〜午後4時に営業(午後3時ラストオーダー)。問い合わせは赤石商店(電話0265・96・0370)へ。

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