試写会のチケットに印刷するイラストを確かめる金森さん(左)や菅野会長(左から2人目)ら

試写会のチケットに印刷するイラストを確かめる金森さん(左)や菅野会長(左から2人目)ら

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映画「デンサン」5月に試写会 高岡の伝統産業描く

北日本新聞(2017年1月18日)

 高岡の鋳物産業をテーマにした映画「デンサン」のプレミア試写会が5月上旬から下旬にかけて、高岡市のウイング・ウイング高岡で開かれる。市内で17日に行われた実行委員会(菅野克志会長)の会合で、監督を務めた金森正晃さん(36)=同市=が報告した。試写会のチケットは3月1日から同市の観光施設などで取り扱う。

 映画は伝統産業の在り方に疑問を抱く鋳物師(いもじ)の男性と東京出身の女性デザイナーが出会い、新たなものづくりに挑む姿を描く。お笑いコンビ「キングコング」の西野亮広さんが鋳物師、女優の山本真由美さんがデザイナーを演じる。タレントのみひろさんやエハラマサヒロさん、俳優の渡辺哲さんらが脇を固めた。映画作品で初めて、伝統的工芸品産業振興協会(東京)の後援を受けた。

 試写会は5月5~7、20、21日に開き、いずれの日も午前10時、午後1時、同4時の3回上映する。市内の中学3年生全員を招待する。

 チケットのデザインは50パターンあり、それぞれにキャスト10人と高岡の伝統産業に携わる40人の顔のイラストを入れた。富山大芸術文化学部の学生と、同市出身の女優、米田弥央(みお)さん(東京)がデザインした。

 菅野会長は「子どもからお年寄りまで、幅広い世代の人たちに見てもらいたい」と期待し、金森さんは「多くの皆さんの支援に感謝している。高岡の素晴らしさを感じてもらいたい」と意気込んだ。

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