新潟県糸魚川市の冬の味覚アンコウを味わう「日本海糸魚川荒波あんこう祭り」が22日から2月5日までの日曜日に開かれるのを前に、同市の観光キャラバンが18日、長野市の信濃毎日新聞本社を訪れ、催しをPRした。昨年12月に大火に遭った糸魚川市。実行委に加わる市観光協会の担当者は「にぎわいを復興の一歩につなげたい」と、来訪を呼び掛けた。
初日の22日は、JR糸魚川駅近くの「ヒスイ王国館」で午前10時から開き、みそで味付けしたあんこう汁(1杯500円)やアンコウの唐揚げなどを販売。体長1メートル近いアンコウのつるし切りの実演なども楽しめる。
糸魚川市観光大使「ヒスイレディ」の五十嵐悠里さん(20)は「長野県の人たちに、糸魚川の郷土食、あんこう汁を味わってもらい、復興に向けて頑張る街の姿を見てほしい」と話していた。
1月29日はマリンドリーム能生で、2月5日は親不知ピアパークで、午前10時〜午後2時に開く。JR糸魚川駅から各会場へのシャトルバスがある。