厳しい寒さの中、ふんどし姿の男たちが冷水を浴びた「寒の水」=20日、御代田町

厳しい寒さの中、ふんどし姿の男たちが冷水を浴びた「寒の水」=20日、御代田町

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ふんどし姿「寒の水」熱気 御代田の男衆威勢良く

信濃毎日新聞(2017年1月21日)

 「大寒」の20日夜、北佐久郡御代田町草越(くさごえ)で県無形民俗文化財の伝統行事「寒の水」があった。ふんどしを締めた「水行者」と呼ばれる男衆が威勢良く水を浴びて道を駆け回り、地区内の熊野神社を目指した。1年間の無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る行事で、沿道では住民らが見守った。

 かす汁などで体を温めた男衆約60人は午後6時ごろ、いてつく寒さの草越公民館前に登場した。頭に、わらで作った冠「兎巾(ときん)」を着け、赤いふんどし姿。「うおー」「よいしょ」と声を上げながら大型のおけの冷水を手おけですくい、体にかけて駆けだした。

 男衆は公民館前を含む6カ所で水を浴び、最後は熊野神社に兎巾を奉納。顔を紅潮させて公民館前に戻ってくると、たき火で暖を取った。昨年10月に長男が生まれた地元の農業土屋友幸さん(36)は「息子の成長と家内安全を願った。寒の水は身が引き締まる。息子が成人するまで続けたい」と話していた。

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