ゲレンデにあるレストランの一角で開かれたストレッチの講座。滑りを楽しむシニア世代が立ち寄り、講師から指導を受けていた=18日

ゲレンデにあるレストランの一角で開かれたストレッチの講座。滑りを楽しむシニア世代が立ち寄り、講師から指導を受けていた=18日

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長和のスキー場「シニア倶楽部」人気 入会、既に500人超

信濃毎日新聞(2017年1月21日)

 小県郡長和町振興公社が運営する「ブランシュたかやまスキーリゾート」が、55歳以上を対象に今季から募集を始めた「シニア倶楽部」の入会者が既に500人を超える人気ぶりだ。けがなく安全に楽しみたいとスキー限定営業の同リゾートを訪れるシニア世代の需要に着目。ストレッチ講座や安全な滑り方を教えるイベントを随時開いているほか、会員同士の仲間づくりの場を提供するなどしている。シニアに人気の東京・巣鴨のようなスキー場―として、若い頃にスキーに親しんだ世代を呼び込む狙いだ。

 「シニア倶楽部」は入会金千円を払えば3シーズン有効。リフト料金割引のほか、ブランクのある人でも楽しめるよう効率的なストックの突き方など体に負担をかけない滑り方のレッスン、用具の選び方を何度でも受講できる。

 現会員は最高齢が90歳。県外が7割、県内は3割で、夏には登山やテニスなどを楽しむ活動的な人が多いという。

 18日は、フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)スキークロス女子に出場経験があり、同リゾートスキー学校で教える中島茜さん(34)=長和町出身=が講師を務め、ゲレンデのレストランの一角で、ストレッチ講座を開催。滑る前に施すと効果的な股関節、肩甲骨の周囲の筋肉を中心に伸ばした。

 講座に参加した東御市の土井京子さん(62)は30年ほどのブランクを挟み、50代で再びスキーを始めた。スキー限定の同リゾートを気に入り、6年ほど前から夫婦で通っているという。「再開した時は道具が進化し、ターンしやすくなったのに驚いた。同世代の仲間もできて、訪れるのが楽しみです」と話す。

 同リゾート企画室長の清永治慶さん(45)は、群馬県や福島県などでスキー場の経営再建に携わった経験を持つ。「スノーボードの若者が多く集まる『原宿』のようなスキー場ばかりではなく、『巣鴨』のようなスキー場があってもいい。シニア世代が孫を連れて来てくれることも期待している」と話している。

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