「冬紀行」で提供される寒ブリ御膳=佐渡市相川大浦

「冬紀行」で提供される寒ブリ御膳=佐渡市相川大浦

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格安パック「佐渡冬紀行」 個人ツアー好調 海の幸が人気

新潟日報(2017年1月26日)

 冬の佐渡を堪能してもらおうと、佐渡市が代金の一部を助成する格安旅行パック「もっと!佐渡冬紀行」の新潟発着の個人ツアーが人気を博している。2016年度は2月から第2弾が始まり、売れ行きも好調だ。一方、冬紀行の団体は苦戦を強いられている。佐渡市観光振興課は「『冬紀行』で佐渡を知ってもらい、春夏の観光シーズンにまた訪れてほしい」と期待する。

 冬紀行は、市が15年度から国の交付金を使って実施している。16年度は昨年10月に発売した第1弾の250人分が2週間ほどで完売。ツアーは昨年12月に行われ、寒ブリやノドグロなど冬の味覚が人気を集めた。

 第2弾は2月1日~3月11日で、200人限定。市が1万1千円分を助成し、新潟市から佐渡までの往復交通費に加え、2泊3日、4食付きで1万4800円(税込み)。冬の味覚、活ズワイガニや寒ブリの御膳が味わえるプランで、欠航補償もある。申し込みは2人から可能だ。

 一方、16年度の団体ツアーは苦戦を強いられている。昨年12月から販売しているが、目標の630人には届いていない。そば打ちや裂き織り、民謡・芸能など体験プランを充実させたが、売れ行きは厳しい。

 佐渡の団体ツアーを扱う旅行会社は「アジア地域が安くなって人気があり、国内の団体旅行自体が昨年と比べて冷え込んでいる」と印象を話す。また、熊本地震の九州復興を応援するプランが充実していることや、地方空港を利用した格安ツアーが各地で実施されていることなども影響しているとみられる。

 佐渡市は、市のホームページに掲載したり、首都圏のイベントに参加して広報したりしているが思うようにいかないという。半面、個人ツアーに関しては「15年度も今回も満足度が高く、好評頂いている。半分は佐渡を初めて訪れた人で新規開拓につながった」と手応えを感じている。

 冬紀行の問い合わせは佐渡汽船予約センター、0570(200)310。

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