全面結氷した諏訪湖。沖では水鳥が集まって休んでいた(右奥)=25日午前10時15分、諏訪市豊田

全面結氷した諏訪湖。沖では水鳥が集まって休んでいた(右奥)=25日午前10時15分、諏訪市豊田

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諏訪湖が全面結氷 御神渡りへ高まる期待

信濃毎日新聞(2017年1月26日)

 今冬初めて全面結氷した25日の諏訪湖では、諏訪市の上川河口付近から下諏訪町方面、岡谷市湊から諏訪市豊田方面に向かって2本の筋が確認できた。湖岸側に残った厚い氷に、沖合でできた薄い氷が割れて風で吹き寄せられて白く見えている。湖面の氷が割れてせり上がる「御神渡(おみわた)り」か、と思う人もいたが、記録、判定する八剣神社(諏訪市)の宮坂清宮司(66)によると別現象。氏子はさらなる冷え込みに期待している。

 午前6時40分ごろ、氏子らは諏訪市豊田の舟渡川河口から約30メートル沖まで歩き、筋を確認。幅約1メートルの範囲に大小さまざまの氷塊が積み重なり、でこぼこしていた。長野地方気象台によると、諏訪の気温は26日も氷点下10度近くまで下がるが、27日以降は上昇する見通し。宮坂宮司によると、御神渡りは寒暖差で氷が伸縮を繰り返して湖面に割れ目ができ、せり上がってできる。「冷え込みが期待できる26日と、寒さが緩む今週末に出現を期待したい」と話した。

 住民も全面結氷を喜んだ。諏訪湖漁協(諏訪市)の組合員は「氷に覆われれば、カワアイサにワカサギが食べられる心配がない。少しでも長く続いてほしい」と話した。

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