新宿駅地下街の観光案内所で、塩尻産ワインを試飲する人たち=27日、東京・新宿区

新宿駅地下街の観光案内所で、塩尻産ワインを試飲する人たち=27日、東京・新宿区

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塩尻産ワイン、新宿でPR 中国の旧正月に合わせ

信濃毎日新聞(2017年1月28日)

 塩尻市特産のワインをPRするため、試飲や販売を行う催しが27日、東京・新宿駅地下街「京王モール」にある観光案内所「中部地方インフォメーションプラザin京王新宿」で、5日間の日程で始まった。初日は駅利用者や買い物客らが足を止め、ワインを味わった。

 案内所は京王電鉄(東京)が昨年7月に開設。塩尻市など中部地方の自治体や観光団体がブースを設け、名所や名産品をPRしている。ブースを置くと年1回、無料で催しを開くことができ、塩尻市は中国の旧正月「春節」(28日)に合わせた連休で訪れる観光客を狙ってこの時期を選んだ。

 案内所では、市内7ワイナリー(醸造所)の24種類を販売。試飲では赤白1種類ずつを提供した。買い物で地下街を通り、試飲した都内の自営業戸田涼子さん(28)は、塩尻産ワインを初めて飲んだといい、「ワイナリーに行ってみたくなった」と話した。

 案内所近くの飲食店では塩尻産のワインを一部無料で提供。都内の会社員下田まい子さん(29)=下高井郡山ノ内町出身=は「ブドウの種類で味わいがこんなに変わるんですね」と驚いていた。

 28日は来場者が塩尻産ワインで乾杯する催しを、午前11時、午後2時、4時に開く。

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