素朴で愛らしい表情をしたひな人形=とやま土人形工房

素朴で愛らしい表情をしたひな人形=とやま土人形工房

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早くも土人形おひなさま作り とやま工房

北日本新聞(2017年1月30日)

 3月の桃の節句に向け、富山市安養坊の「とやま土人形工房」で、ひな人形作りが進んでいる。29日も、とやま土人形伝承会(長田みや子会長)の会員7人が色鮮やかな人形を仕上げていた。

 土人形は江戸時代から伝わる民芸品。人形は、同会の女性がすべて手作りしている。型に入れた粘土を素焼きし、絵の具で顔や衣装を丁寧に描いていく。ことしは高さ8~30センチの約30種類を千個制作する。

 愛らしい人形が並んだ工房は、一足早い春の雰囲気に。会員の草野ひとみさん(60)は「華やかだが、素朴で温かみあるおひなさまを、ぜひ家に飾ってほしい」と話した。

 ひな人形は同工房や富山市のCiCビル1階にある物産店「ととやま」、富山空港で販売している。

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