ポスターを手に「くろべ水餃子まつり」をPRする本瀬実行委員長(左)と岩井副委員長

ポスターを手に「くろべ水餃子まつり」をPRする本瀬実行委員長(左)と岩井副委員長

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1日から「くろべ水餃子まつり」 10周年で運営刷新

北日本新聞(2017年1月31日)

 黒部市の飲食店23店がバラエティーに富んだ水餃子(ギョーザ)を提供する「くろべ水餃子まつり冬編」が2月1日から始まる。10周年となる今回は、飲食店の代表が主体的に参加を募ったり、イベントを考えたりした。本瀬藍一朗実行委員長(中華和菜藍菜坊オーナー)は「熱々の水餃子を食べて、体を温めてほしい」とアピールしている。28日まで。

 まつりは、水餃子を新たなご当地グルメに定着させようと、NPO法人黒部まちづくり協議会を中心に構成する実行委員会が2007年に始めた。参加店は一部を除き、黒部のブランド豚「名水ポーク」と、黒部米の米粉で作った同じ水餃子を使用。味付けや盛り付けなどを工夫し、多彩なメニューを提供する。水餃子は市内のスーパーでも扱っている。

 これまでは同協議会が参加を呼び掛けていた。10周年を機に、まつりを一層盛り上げようと参加店側が主体的に関わる方式に改めた。本瀬実行委員長や岩井治樹副委員長(グリーンカフェオーナー)が飲食店に声を掛け、新たに4店が加わったほか、以前に参加したことがある1店も出店を決めた。

 まつり期間中、参加店や自宅で撮影した水餃子の写真を「♯くろべ水餃子」というハッシュタグ(投稿を検索できる目印)を付けて会員制交流サイト(SNS)のインスタグラムやツイッターに投稿してもらうキャンペーンも展開。優秀作品には商品券や食事券を贈る。

 本瀬実行委員長は「水餃子を通して、地元の飲食店を身近に感じてもらいたい」と話している。問い合わせは同協議会、電話0765(56)9687。北日本新聞社後援。

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