「がんばろう!糸魚川」のヘッドマークを付けて1日から運行を始めた列車=午前10時20分、糸魚川市のJR糸魚川駅

「がんばろう!糸魚川」のヘッドマークを付けて1日から運行を始めた列車=午前10時20分、糸魚川市のJR糸魚川駅

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大糸線、復興の願いも乗せて 糸魚川―南小谷、ヘッドマーク列車

信濃毎日新聞(2017年2月2日)

 昨年12月に大火に見舞われた新潟県糸魚川市の復興機運を高めようと、JR大糸線糸魚川―南小谷(北安曇郡小谷村)間で1日から「がんばろう!糸魚川」と書いたヘッドマーク付き列車が走り始めた。JR西日本は当面、同区間の全列車に付けて走らせる。

 直径約50センチのマークには、貴重な地形や地質が見られる「糸魚川ジオパーク」のキャラクター「ジオまる」と「ぬーな」が描かれている。ジオまるは断層とヒスイ、ぬーなは、古代糸魚川を治めたとされ諏訪大社の祭神建御名方命(たけみなかたのみこと)の母と伝えられる奴奈川姫(ぬながわひめ)をモチーフにしている。

 この日、糸魚川駅で乗客10人余が乗った列車を見送った同社金沢支社の平崎雅郁・大糸線担当部長は「ヘッドマークを見て、糸魚川復興に向けて皆が一丸となっていることを感じてもらえたらうれしい」と話していた。

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