地元特産のサツマイモ「しるきーも」を売り出す「潟の駅 絹いもや」=新潟市北区前新田

地元特産のサツマイモ「しるきーも」を売り出す「潟の駅 絹いもや」=新潟市北区前新田

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北区特産しるきーも販売の飲食店 福島潟に11日オープン

新潟日報(2017年2月3日)

 新潟市北区の福島潟のほとりに、区特産のサツマイモ「しるきーも」の焼き芋などを販売する店「潟の駅 絹いもや」が11日、グランドオープンする。福島潟には四季を通じて多くの観光客が訪れる。運営する区内の業者は「北区のブランドを、区内外の多くのお客さんに知ってもらうチャンス」と意気込んでいる。

 北区では5年前から新品種「シルクスイート」の特産化を進めており、昨年秋にはブランド名を「しるきーも」に決めて売り出し中だ。本年度は区内の農家約30人が約45トンを生産した。

 「潟の駅 絹いもや」は、区内12の団体や個人でつくる食品小売会社「エヌ・アグリ」が市所有の施設を活用して営む。昨年9月、建物を管理する北区役所の公募と審査を経て、運営事業者に選ばれた。

 施設は「飲食や土産販売をするスペースがほしい」という市民の声を受け、旧豊栄市が2001年に設置した。古民家風の木造平屋建てで、福島潟周辺の観光スポットの一つだが、15年9月から空き店舗になっていた。

 エヌ・アグリは、北区葛塚や中央区万代地区でしるきーもの菓子を販売する「絹いもや」を営業しており、「潟の駅」は3店舗目となる。焼き芋やしるきーも入りのソフトクリーム、パイなどを販売。福島潟を眺めるテラス席を備え、その場で食べることもできる。店内には約30席の座敷を用意。ランチタイムにうどんやそばなどの軽食を提供する。

 エヌ・アグリの大倉雄二社長は「福島潟を訪れた人に、景色と共に区の特産品を楽しんでもらいたい」と張り切っている。

 10日までプレオープンで一部商品の提供を行っている。11、12の両日にグランドオープンのイベントを開催する。月曜休み。開店時間は当面、午前10時~午後5時(ランチタイムは午前11時~午後2時)。

 問い合わせは「潟の駅 絹いもや」、025(288)5930。

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