多彩な料理や地酒を味わう参加者

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越中料理と地酒堪能 黒部で食の王国フェスタ

北日本新聞(2017年2月5日)

 富山の味覚をPRする「越中とやま食の王国フェスタ2017~冬の陣~」が4日、黒部市のホテルアクア黒部で開かれた。「越中料理と地酒を楽しむ会」と題し、首都圏や中京圏のツアー客70人を含む約230人が、県産食材をふんだんに使ったオリジナル料理を堪能した。

 実行委会長の石井隆一知事と副会長の堀内康男黒部市長が「富山の海や野、山の幸を大いに楽しんでほしい」とあいさつし、田中文悟県酒造組合副会長の発声で乾杯した。伊藤孝邦県JA中央会長や四十物直之県食品産業協会長、尾山春枝県漁連会長、板倉北日本新聞社長らが出席した。

 料理はホテルアクア黒部が考案。黒部産ヤギのチーズやベニズワイガニの昆布締め、生地産ヒラメとマダイのムースの蒸し焼き、黒部名水ポークの煮込みなどが並び、県内17酒蔵の47銘柄が振る舞われた。

 ツアー客は1品味わうたびに顔をほころばせ、東京の会社員、時松志乃さん(35)は「料理もお酒もおいしくて多彩。SNSで紹介したい」と話した。食の王国フェスタは2007年から毎年秋と冬に開かれている。実行委員会主催、北日本新聞社共催。

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