新潟市で３月に開かれる「にいがた酒の陣」のプレイベントが４日、同市西区の新潟ふるさと村で始まった。"本番"を待ちきれない日本酒ファンが、県内各地の地酒の飲み比べを一足早く楽しんだ。

　酒の陣をＰＲして施設への来客増にもつなげようと、ふるさと村が主催した。県内約９０酒蔵の酒の試飲や購入ができ、そのうち１８酒蔵は会場に専用のブースを設けた。来場者は、酒造りのこだわりやお薦めの飲み方などを聞きながら、はしごをした。

　越後もち豚の豚まんや肉そばなどのグルメ売り場も用意され、行列ができていた。

　新潟市北区の男性（６７）は「最近の日本酒はパッケージも多彩で、売り場を見て回るのが面白い。酒の陣に行くのも楽しみにしている」と話した。

　プレイベントは５日午後５時まで。入場無料。酒の陣は３月１１、１２の両日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれる。