11日に開幕する「第29回輪島あえの風冬まつり」(北國新聞社後援)のメインイベント「輪島塗ありがとう市」で販売される福袋の袋詰め作業が6日、輪島商工会議所で行われ、市内の13業者が輪島塗の器や盆などを詰め込んだ。
食器を中心に3万円(9万円相当)、2万円(6万円相当)、1万円(3万円相当)を各32袋準備した。1組限定で、屏風(びょうぶ)や飾り棚をそろえた290万円(1300万円相当)のセットも用意され、18日には約10年ぶりとなる輪島塗オークションも開催される。
「輪島あえの風冬まつり」は11~19日に行われる。「輪島塗ありがとう市」は、会場の市文化会館に輪島塗約1万点が並ぶ。11日午前9時半にオープニングセレモニーが催され、同日午後1時からコンサートが開かれる。