魚津市の魚津漁協が「魚津寒ハギ」としてブランド化を進めるウマヅラハギの漁が、最盛期を迎えている。6日は前日からの好天の影響などで、いつもより少ない約2トンの水揚げだったが、浜は活気づいた。
ウマヅラハギは魚津市の沖合約1キロに設置した四つの定置網にかかり、魚津港に水揚げされた。体長25センチ以上の大物もあり、籠に入れられ次々と運び出された。
漁港に隣接する魚津漁協水産物荷さばき施設「魚津おさかなランド」で競りが行われた。ウマヅラハギは1キロ当たり450~800円で取引され、スーパーや鮮魚店などに出荷されていった。市場には競り人や仲買人の威勢の良い声が響いた。