食パンを手に笑顔を見せる宮腰さん(左)と妻の恵美子さん

食パンを手に笑顔を見せる宮腰さん(左)と妻の恵美子さん

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「食パン日本一」目指し24日に決勝戦出場

北日本新聞(2017年2月8日)

 富山市岩瀬天神町でパン店「越中岩瀬ベーカリーみや」を営む宮腰進さん(67)が、22日から3日間大阪で行われる「第3回ベーカリー・ジャパンカップ」の決勝戦に挑む。昨年11月に行われた中部地区予選で優勝し、進出を決めていた。宮腰さんは「成績もさることながら、富山をアピールしてきたい」と話している。

 ジャパンカップは、国内初の製パン技術を競う大会で、パン食普及協議会と全日本パン協同組合連合会(東京)が主催する。菓子パン、調理パン、食パンの三つの部門があり、地区予選は全国を4ブロックに分けて行った。

 宮腰さんが出場した食パン部門には4地区の36人が応募。書類と現物審査を通過した各地区上位4人がそれぞれの地区で準決勝を戦った。

 食パン部門の課題は、国産の小麦を使って4種類の食パンを作るというもの。準決勝ではそのうちの2種類を実演製造し、味や見た目のほか、製造過程などが審査された。

 宮腰さんは、ブドウ油を使いアレルギーの人でも食べられるパンと、南砺市城端地域出身の農業研究家、故稲塚権次郎さんが育種した「小麦農林10号」を使った雑穀パンを作った。低温熟成することで小麦のうまみや甘み、もちっとした食感を出すなど工夫を凝らした。完成品を、立山連峰や北前船をかたどったパンで飾り付けるなど、富山らしさも演出した。

 食パン部門の決勝戦は24日で、4地区の勝者4人が制限時間内に4種類のパンを実演製造する。宮腰さんは「こんな年齢でも、やればできるということを伝えたい。富山もアピールしたい」と話した。

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