富山米の新品種が「富山86号」に決まったことを発表する(左から)石原さん、石井知事、平野さん=都内のホテル

富山米の新品種が「富山86号」に決まったことを発表する(左から)石原さん、石井知事、平野さん=都内のホテル

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新品種に「富山86号」選ぶ 名称は3月下旬決定

北日本新聞(2017年2月9日)

 県は8日、富山米の主力品種「コシヒカリ」を超える品質を目指して開発を進めてきた新品種に「富山86号」を選んだと発表した。最終候補になっていた3系統の中で、おいしさの評価が最も高かった。都内で試食会があり「甘みが強い」「これまでの味を超える」といった感想が数多く寄せられた。3月下旬に品種名を決め、県内各地での試験栽培を経て2018年から本格的に生産、販売する。 

 全国に新品種をアピールするため、県は都内のホテルで発表会を開いた。石井隆一知事は「栽培しやすいだけでなく、味もコシヒカリより優れている。多くの人に愛される品種になるよう最大限の努力をしたい」と力を込めた。

 俳優の石原良純さんと、料理愛好家でタレントの平野レミさんが駆け付け、新品種のおいしさを絶賛した。

 知事は富山86号を選んだ理由として、生産者や料理人らを招いて開催した試食会でコシヒカリを上回る支持を集めたほか、コメの食味ランキングを公表している日本穀物検定協会(東京)からも高い評価を得ていることを挙げた。

 新品種は、高温や病気に弱く、倒れやすいコシヒカリの短所を克服し、おいしさを最大限に引き出したのが特徴。2012年度以降、3千の候補から段階的に絞り込んできた。

 今年は7ヘクタールで試験栽培し、デビューを迎える18年は千ヘクタールで5千トンの生産を目指す。

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