激しく降る雪の中を大声を上げて走り回る鬼役の男性たち

激しく降る雪の中を大声を上げて走り回る鬼役の男性たち

長野県 白馬・安曇野 祭り・催し

小谷村大網地区で「雪と火の祭り」 鬼役の男衆の叫びがこだます

信濃毎日新聞(2017年2月12日)

 北安曇郡小谷村北小谷の大網(おあみ)地区で11日夜、雨飾山に五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災などを祈る「雪と火の祭り」があった。みのを着てふんどしをした鬼役の男衆約20人が、高さ約5メートルのどんど焼きの周囲を雄たけびを上げながら走り回ると、祭りは最高潮を迎えた。

 豪雪地帯の同地区では、今年の積雪が2〜3メートルほどで例年並みという。この日は祭りの後半から激しい雪となったが、鬼役の男衆たちは「うぉー」と声を上げ、雪を吹き飛ばしながら駆けていた。

 祭りは1974(昭和49)年から続いている。今年は十数年ぶりに神事をつかさどる祭主が交代。新しく祭主となった会社員の横川寛さん(53)は「無事に終えられてホッとした。良い年になるようにと願いを込めて務めた」と話していた。

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