昨年7月に開催された「富山湾岸サイクリング2016」で自転車専用道を走る参加者=氷見市島尾

昨年7月に開催された「富山湾岸サイクリング2016」で自転車専用道を走る参加者=氷見市島尾

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富山湾岸サイクリングコースに自転車専用道新設へ

北日本新聞(2017年2月15日)

 県は新年度、氷見市から朝日町までを結ぶ「富山湾岸サイクリングコース」(延長88キロ)を拡充し、海沿いの2カ所に自転車専用道を新設する。コースの大半は一般道と共用のため、専用道を整備することで安全性と快適性を高め、より多くの人に「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟した富山湾の景観を楽しんでもらう。国内外のサイクリストに情報を発信し、観光客の増加につなげる。

 新たに自転車専用道を設けるのは、滑川漁港の北東側3・1キロと、氷見市の島尾海浜公園の海側570メートルを合わせた約3・7キロ。滑川では防波堤近くの管理用道路に自転車が上り下りできるスロープと、転落防止用の柵を整備する。氷見では、砂浜のそばにアスファルト道を敷設し、公園の内陸側を回らずに海沿いを走行できるようにする。

 県は新年度予算案に整備費として1億円を計上する。

 湾岸サイクリングコースは、富山湾の観光資源としての魅力を高めるため、「美しい湾クラブ」に加盟した2014年度に県と沿岸の市町が整備した。海沿いの道路にコースを示す青色のラインを引き、目的地までの距離を伝えるポールを5キロごとに置いた。

 ただ、延長88キロのうち、富山市浜黒崎の自転車道などを除く60キロ余りは一般道と共用で、道路環境から内陸部を走らざるを得ない箇所もある。今回の整備によって、滑川では約5キロ、氷見では約3キロにわたって富山湾の真横を走ることが可能になる。

 湾岸コースを活用し、県などでつくる実行委員会は15年から「富山湾岸サイクリング」(北日本新聞社共催)を開催している。県道路課は「海を臨んで自転車を走らせれば、富山湾の魅力を肌で感じられるはずだ」と話している。

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