長岡市の「和らぎ家」のつるしびな。スタンプラリーで長岡市、出雲崎町、柏崎市の3会場を巡る

長岡市の「和らぎ家」のつるしびな。スタンプラリーで長岡市、出雲崎町、柏崎市の3会場を巡る

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つるしびな趣さまざま 長岡、出雲崎、柏崎

新潟日報(2017年2月16日)

 色とりどりの縁起物などを飾り、子や孫の成長を願う「つるしびな」の展示会場を巡るスタンプラリー「越後をつむぐ つるし雛街道」が18日、長岡市島崎の道の駅「良寛の里わしま 和らぎ家」で始まる。5月にかけて出雲崎町、柏崎市で順次開かれる展示会場を回ってもらい、広域観光につなげようと初めて企画された。

◎18日からスタンプラリー

 展示は「和らぎ家」(18日~3月26日)、出雲崎町の「北国街道妻入り会館」(3月1日~31日)、柏崎市の市史跡「飯塚邸」(4月1日~5月7日)の3カ所。和らぎ家での展示を担当するNPO法人「和島夢来(むら)考房」が、それぞれの施設の飾り付けを担当する「NPO法人ねっとわーくさぷらい」「かしわざき振興財団」に呼び掛けてスタンプラリーを共催することにした。

 3会場全てのスタンプを集めると、抽選で柏崎市西港町の海洋センター「シーユース雷音(らいおん)」のペア宿泊券や、同市西山町大崎の「大崎温泉雪割草の湯」の入浴券などが当たる。スタンプカードは各会場で手に入る。

 つるしびなは、桃の節句に合わせ、着物などの古着で動物や人形などを作り、ひもでつなげて飾る伝統行事。毎年、和らぎ家と飯塚邸に展示されており、ことしは妻入り会館でも飾ることになった。和らぎ家には、50体ほどの人形や飾りが下がるつるしびなを約100台飾る予定。地元で活動する「つるしびな作り教室」の講師を務める清水シゲ子さん(75)は「一針一針丁寧に作った。作品により飾りや人形の表情が違うので、じっくりと見てほしい」と話す。夢来考房の山田勝代表理事は「各地域を巡り、趣の違いを楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 和らぎ家では3月5日にひな飾り作り体験も開かれる。午前、午後の2回で各回先着15人。参加費千円。問い合わせは和らぎ家、0258(41)8900。

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