特別にライトアップされる光前寺の県宝「三重塔」

特別にライトアップされる光前寺の県宝「三重塔」

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桜のライトアップ20回目へ 駒ケ根・光前寺、三重塔や参道にも

信濃毎日新聞(2017年2月16日)

 駒ケ根市の古刹(こさつ)・光前寺に植わるシダレザクラのライトアップがこの春、20回目を迎える。一帯の駒ケ根高原の観光事業者らでつくる実行委員会は節目の機会を「春宵(しゅんしょう)一刻値千金」と銘打ち、同寺の協力を得て、境内にある県宝「三重塔」や参道の一部なども特別に照らす。シダレザクラに加え、庭園が国名勝に指定されている同寺の魅力をさらに発信する。

 同寺の開基は平安時代の860(貞観2)年とされる。境内の約6・7ヘクタールが国名勝で、三重塔や重要文化財の「弁天堂」などがある。一帯にシダレザクラなど約70本が植えられており、実行委は、地域で知られた桜の名所を広く発信しようとライトアップを続けてきた。

 前回までは、桜の開花状況を見ながら期間を決めていた。今回は事前に手厚くPRしようと、期間を4月7〜30日と決め、一部の桜を「不動滝桜」「鐘楼桜」と新たに命名もした。期間中に桜が咲いていなくても楽しめるよう、三重塔や、塔に続く一部参道、こけむした古道などをライトアップ。寺の幽玄な雰囲気を強調する。

 実行委事務局を務める駒ケ根観光協会の林香織さん(36)は「ライトアップを続けてきて、光前寺の桜は広く知られるようになった。今回の企画で桜はもちろん、寺自体の魅力をもっとアピールしたい」と話している。

 ライトアップの時間は午後7〜9時。問い合わせは同協会(電話0265・81・7700)へ。

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