社会福祉法人希望が丘（金沢市）の入所者と金沢美大生による初の合同展「のぞみ展」（本社後援）は１５日、同市の金沢・クラフト広坂で始まり、学生に手ほどきを受けた入所者の陶芸作品を中心に約４５０点が並んだ。
　１６～７７歳の入所者が出品し、花器や皿、表情豊かな人形の置物、オブジェなど個性を生かした作品が来場者の目を引いた。金沢美大で陶芸を学ぶ学生もつぼや皿などの作品を寄せた。
　アートによる障害者支援を学ぶ金沢美大の学生が希望が丘でワークショップを開き、制作をサポートした。施設の穴窯「のぞみ窯」で作品を焼き上げ、展示会場には焼成作業を収めた写真も展示した。１９日まで。