毎月最終金曜に終業時間を午後3時に早めて消費活動を促す「プレミアムフライデー」が始まる24日に合わせ、県内のスキー場がナイター営業をアピールする。同日は、リフト券の割引や滑走コースの拡大を企画。通常よりお得感を強調して誘客し、定着を図る。
軽井沢プリンスホテルスキー場(北佐久郡軽井沢町)は24日、ナイターリフト券(大人一般通常1800円など)を一律500円に値下げ。いつも通り小学生以下は無料とし、家族連れの利用を促す。あさひプライムスキー場は(東筑摩郡朝日村)、午後3時以降のナイター全利用者を対象に無料開放する。
白馬五竜スキー場(北安曇郡白馬村)は、ナイターリフト券の購入者にソフトドリンクの無料券を配布する。中央道伊那スキーリゾート(伊那市)はナイター営業の滑走コースを拡大し、24、25日は特別にレストランを夜間営業する。担当者は「仕事が早く終わる分、より広範囲からスキー客が訪れることを期待している」と話した。