北陸国展で絵画の大作を鑑賞する来場者=石川県立美術館

北陸国展で絵画の大作を鑑賞する来場者=石川県立美術館

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心象描いた大作並ぶ 北陸国展が開幕

北國新聞(2017年2月17日)

 第23回北陸国展(こくてん)(北國新聞社など後援)は16日、金沢市の石川県立美術館で始まり、心象風景などを表現した絵画と写真計69点が来場者の心を捉えた。
 絵画では100号以上の大作が並び、会員の前田昌彦さん(金沢)はアジアの街角の中に、険しい表情をして立つ男性を描いた「いざない'16-華」(縦291センチ、幅347センチ)を寄せた。
 写真では、昨年10月に死去した冨岡省三さんの遺作「刻(とき)」が展示され、劣化した塗装を通じて朽ちていくものの美しさを伝えた。

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