ブリのこんか漬けを仕込む従業員

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ぬか漬け「こんかブリ」仕込み 氷見の柿太水産

北日本新聞(2017年2月22日)

 氷見市北大町の柿太水産(柿谷正成社長)は21日、ブリをぬか漬けにする「こんかブリ」の仕込みを行った。伝統的な保存食「こんかイワシ」の製法を応用した一品で、従業員が地元食材を使って作業に精を出した。

 1月下旬以降に氷見漁港に水揚げされた寒ブリ約20本を仕入れ、さばいて塩漬けにしておいた。21日は切り身に無農薬で栽培された黒部産のぬかをまぶし、氷見産のこうじと唐辛子と一緒に木の桶に積み重ねた。

 梅雨明けまで発酵させ、7月以降に販売する。同社の柿谷政希子さんは「脂が乗っているブリだからできる。凝縮したうまみと香りを楽しんでもらいたい」と話した。

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