3年ぶりにデザインを一新したポスターを手にする宇田会長(右)

3年ぶりにデザインを一新したポスターを手にする宇田会長(右)

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装飾の美しさ強調 石動曳山祭ポスターデザイン一新

北日本新聞(2017年2月22日)

 4月29日の石動曳山(ひきやま)祭に向け、小矢部市の石動曳山連盟はPRポスターを作った。3年ぶりにデザインを一新し、彫刻や貝螺鈿(らでん)など曳山を彩る装飾の美しさを強調した。

 祭りでは能登・加賀の大工や井波の彫刻師、高岡の彫金師らの手によって製作された曳山11本が引き回される。

 ポスターは彫刻や彫金、漆、貝螺鈿などの技法が施された部分をクローズアップした写真を使用。伝統文化継承や古きよき物の大切さを伝えるデザインにした。赤で入れた「曳山祭」の文字は写真を消さないように透かしとした。左隅に曳山の全体写真も配置した。

 宇田正一会長(57)は「魅力を発信し、昨年以上の数のお客さんに楽しんでもらえるようにしたい」と話す。B2判で1800枚を刷った。市内の観光施設などに貼る。

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