ひな人形の周りに浮世絵を飾った「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」=25日、小千谷市平成2の照専寺

ひな人形の周りに浮世絵を飾った「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」=25日、小千谷市平成2の照専寺

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ひな飾りと浮世絵のコラボ展示 江戸時代の風習を再現

新潟日報(2017年2月26日)

 絵紙(えがみ)と呼ばれる浮世絵とひな人形を飾る「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」が25日、小千谷市の平成商店街周辺で始まった。

 小千谷絵紙保存会が主催し、12回目。江戸時代から明治にかけて織物商人が江戸土産として持ち帰ったとされる浮世絵と、ひな人形を飾る小千谷のかつての風習を再現している。

 ことしは平成商店街や本町商店街の店舗など18カ所に、計約2500枚の浮世絵を展示。メイン会場の照専寺(平成2)の和順会館には、古今雛(びな)などの周囲に、武者絵や役者絵など約700枚の浮世絵がずらりと並んでいる。

 市内の主婦(60)は「これだけ多くの浮世絵が残っていることに驚いた。ひな祭りの雰囲気が華やかで良い」と話した。

 3月5日まで。問い合わせは横山表具店、0258(82)2509。

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