「樂(らく)アナザーワールド彫刻家樂雅臣(らくまさおみ)展」(一般財団法人石川県芸術文化協会、本社主催、ケィ・シィ・エスなど共催)は2日、金沢市の県立美術館で始まる。茶碗(ちゃわん)師として450年以上の歴史を持つ京都・樂家に生まれ、彫刻家の道を歩む樂さんの力強さと優美さを兼ね備えた石彫作品16点が展示される。
1日は樂さんや展示を監修するクリエイティブディレクターのおおうちおさむさんらが陳列作業を行い、照明や配置に気を配りながら作品を並べた。会場には樂さんの父で、樂家15代当主の樂吉左衞門(きちざえもん)さん、兄の篤人(あつんど)さんの茶碗も特別展示される。