10月29日に開かれる「富山マラソン2017」の実行委員会(会長・石井隆一知事)は3日、大会の概要とエントリー日程を発表した。フルマラソンの募集は、県民や宿泊者らを対象にした先行枠が4月8日、一般枠は同22日から始まる。
大会は北陸新幹線開業を機に2015年から富山、射水、高岡の3市を通るコースで始まり、今年で3回目を迎える。昨年は全国各地から1万3018人が参加した。
昨年と同様、フルマラソン(42・195キロ)とジョギング(約4キロ)、車いすの3種目を行う予定。フルマラソンの1万2千人を含む全1万3千人規模も変わらない。
フルマラソンの募集期間は、「富山県民先行枠」と、車いすレースなど富山マラソンの特徴的な取り組みを支援する「応援枠」が4月8~17日、大会前日の宿泊と出走権を合わせた「出走権付き宿泊枠」は4月8~6月16日に受け付ける。
一般枠や海外枠、ジョギング、車いすの部は4月22日から募集を始める。
フルマラソンのコースは、富山、射水両市の一部が変更されることになった。
大会は実行委、富山陸上競技協会主催。県と富山、高岡、射水の沿道3市、北日本新聞社共催。同協会主管。