とち餅を平たく延ばす住民=富山市下タ南部公民館

とち餅を平たく延ばす住民=富山市下タ南部公民館

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下タ南部住民がとち餅準備 12日に「ごへい祭り」

北日本新聞(2017年3月8日)

 富山市下タ(した)南部地区の恒例行事「第29回ごへい祭り」が12日、市下タ南部公民館(同市舟渡・大沢野)で開かれる。住民が7日、祭りで販売するとち餅を準備した。

 同地区の清水加代子女性部代表ら40~70代の女性16人が同公民館に集まった。同市小糸(大沢野)のお年寄りが用意したトチの実ともち米を一緒に蒸し、機械でついた後、手で平たく延ばして縦70センチ、横25センチの板状にした。1~2日間乾燥させ、他の草餅、豆餅と同様に切り分ける。清水代表は「ぜひ味わってもらいたい」と話した。

 祭りは、住民でつくる実行委員会(宮西昌幸委員長)が、地域のにぎわいづくりを目的に毎年開く。ごへい餅やミョウガずし、そば、エゴマ入りのみそを販売する。

 当日は午前10時から。オープニングに神通碧小学校ブラスバンドクラブが出演する。

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