高山右近列福記念展「キリシタンの視点での金沢のまちづくり」(北國新聞社後援)は7日、金沢市広坂1丁目の石川国際交流サロンで始まった。加賀藩ゆかりのキリシタン大名である右近が、金沢城を守る内惣構(うちそうがまえ)の築造を手掛けたとされていることなど金沢での足跡や功績を紹介したパネルが展示された。
右近が「福者(ふくしゃ)」の称号を与えられたことを受け、高山右近資料館ギャラリー・ジュスト(金沢市)が主催した。金沢学院大などで非常勤講師を務める画家末松智さんが描いた、金沢城玉(ぎょく)泉院(せんいん)丸跡の色紙短冊積(しきしたんざくづ)み石垣の復元画が特別に展示された。
展示は12日まで。11日は午後3時から、今年2月に大阪で行われた列福式の報告会が開かれる。