日当たりの良い斜面で開花したフクジュソウ=松本市四賀地区赤怒田

日当たりの良い斜面で開花したフクジュソウ=松本市四賀地区赤怒田

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松本で福寿草まつり始まる

信濃毎日新聞(2017年3月12日)

 松本市四賀地区赤怒田(あかぬた)のフクジュソウ群生地で11日、早春恒例の「福寿草まつり」が始まった。北向きの斜面約1・5ヘクタールに自生するフクジュソウは50万株ともいわれ、日本随一の群生地とされる。初日は開幕イベントもあり、写真愛好家ら大勢の来場者でにぎわった。21日まで。
 市四賀観光協会や四賀地区町会連合会でつくる実行委員会の主催で25回目。実行委によると、例年より1週間ほど早い2月下旬に咲き始めた。開花したのはまだ3割ほどだが、千曲市から訪れた主婦(65)は「こんなに近くで見たのは初めて。色も形もかわいらしい」と感激した様子でカメラに収めていた。
 開幕イベントでは、地元の四賀小学校の金管バンドや太鼓グループが演奏を披露。豚汁や卵かけご飯の振る舞いもあった。副実行委員長の金井保志さん(70)は「来週いっぱいが見頃。斜面一面に咲く黄金色の花を見に来てほしい」と話していた。

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