みすずそばの会が販売している「おっぱい大福」

みすずそばの会が販売している「おっぱい大福」

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会話生まれる「おっぱい大福」 伊那のカフェで人気

信濃毎日新聞(2017年3月17日)

 伊那市美篶のたんぽぽカフェで、イチゴ入りの大福「おっぱい大福」が人気だ。白い生地に包んだイチゴの先端が赤みがかり、二つ並べた様子が胸のようだと命名。ユニークな名称から男女問わず買い求めている。

 販売しているのは、カフェで手打ちそばを提供する地元の「みすずそばの会」。会員の女性(61)が作っている。イチゴの先端を残してあんこで包み、それを覆う生地に赤が映えるようにしている。

 もともとはそばの会が参加する地域行事などで、会員の茶菓子用に作っていた。会員からの希望で昨年7月ごろからカフェで販売。当初は「いちご大福」だったが、カフェの運営者の提案で現在の名称に。女性は「気恥ずかしさもあったが、押し切られてしまった」と笑う。

 カフェは住民が気軽に集まれる場所として、市社会福祉協議会が認定する「まちの縁側」にもなっている。「本当におっぱいのようだ」「かわいい」という客の反応から会話が生まれることもあり、女性は「大福をきっかけに人と人とのつながりができればいい」と話している。

 大福は1パック2個入りで300円。そばの会は金、土曜の午前11時半〜午後1時半に営業している。

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