高岡、氷見、小矢部の3市でつくる高岡地区広域圏事務組合(理事長・高橋正樹市長)は、新しい広域観光ガイド「しあわせエリア旅」を発行する。文化や歴史、食などのテーマごとに観光スポットを紹介し、3市を巡るモデル周遊コースを提案している。
これまでの広域観光マップが古くなったため刷新。3市でつくる「高岡地区広域圏広域まちづくり会議」で観光部会を発足させ、まちづくりに携わる市民が話し合いを重ねてきた。地元住民ならではの情報が詰まっている。
3市を周遊してもらおうと、エリアごとに区切らず、テーマごとに各地の名所や特産品を取り上げた。ドライブを楽しむ1泊2日コースのほか、電車と町歩き、歴史とものづくり体験など1日のモデル周遊コースを設定している。
ガイドはA4判カラー16ページで、車の中でも広げやすい冊子タイプ。1万5千部を発行し、3月下旬までに3市内の観光案内所や道の駅、旅行代理店、レンタカー事業所などへ配布する。
担当する高岡地区広域圏事務組合の浦野修一さんは「観光客はもちろん、地元の人も地域の魅力を再発見できる内容になった」と仕上がりに自信を見せている。