内見会で昔の着物が展示され、風情を漂わせる齋賀家

内見会で昔の着物が展示され、風情を漂わせる齋賀家

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齋賀家住宅が観光拠点に 井波の国登録有形文化財

北日本新聞(2017年3月21日)

 南砺市井波(八日町)の国登録有形文化財、齋賀家住宅が4月から、観光拠点として活用されることになった。住民有志のグループが運営を担い、彫刻体験教室や物産販売などを行う。20日に内見会があり、魅力を紹介した。

 この住宅は江戸末期に建てられ、木造2階建て228平方メートル。井波別院瑞泉寺へ通じる道路沿いにあり、軒先からひさしが張り出した「雁木」などから、門前町の町家の伝統的風情が漂う。2014年、国登録有形文化財に指定され、市に寄付された。

 市は再活用に向け、約2千万円で改修。地元住民ら十数人で、グループを設立し、住宅を無料で借りて運営することになった。グループは、齋賀家の当主の名から「彌右衛門(やえもん)屋(や)プロジェクト」と名付けた。

 1階は民間事業者が借り、着物着付け・レンタルや、発展途上国から「フェアトレード」の手法で輸入した品の販売を行う。2階は彫刻体験教室や宿泊スペースとする。土間の通路でつながる土蔵は展示コーナー、庭は軽食・喫茶のスペースとし、ミニコンサートなどを開く。彫刻制作や交流を通じて、井波独自の体験型観光を目指す。

 4月22日のオープンを前に、20日は内見会があり、大勢の人が昔の着物や書、漆工芸品などが展示された家屋や土蔵内を見て回った。グループ代表の春田孝さんは「にぎわいを生み出すビジネスを確立したい」と話していた。

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