富山ターミナルビル(金澤芳信社長)と松川遊覧船を運航する富山観光遊覧船(中村孝一社長)は21日、連携協定を結んだ。互いの利用者に割引券を配布し、相乗効果でまちなかのにぎわいづくりを目指す。
富山ターミナルビルは、運営する商業施設「きときと市場 とやマルシェ」と「マリエとやま」で乗船料10%引きの優待券を配布。富山観光遊覧船は、両商業施設で使える200円分のクーポン付きチラシを乗船者に渡す。配布は24日から11月下旬まで。
富山市本丸の松川茶屋で締結式があり、中村社長は「観光客がまちに足を運ぶきっかけになってほしい」、金澤社長が「富山の魅力を一層高めていきたい」とあいさつし、協定書を交わした。
花見シーズンに向けて富山観光遊覧船は23日、松川べりの清掃を行い、24日から遊覧船の運航を開始する。