昨年5月の大会で一斉にスタートする出場者。今年は900人の申し込みがあった=利賀国際キャンプ場

昨年5月の大会で一斉にスタートする出場者。今年は900人の申し込みがあった=利賀国際キャンプ場

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過去最多900人申し込み TOGA天空トレイルラン

北日本新聞(2017年3月22日)

 南砺市利賀地域の山野を駆けるスポーツイベントとして5月20日に開かれる「TOGA(とが)天空トレイルラン」の出場申し込みが定員の900人に達し、過去最多となった。住民の温かな声援や多様性に富むコースへの評判が広がっているほか、1月の地滑りからの復旧を願う声も寄せられ、人気の根強さがあらためて示された。

 トレイルランは最小限の装備を担いで山野を走るスポーツ。利賀地域では2014年から大会を開き、今年で4回目となる。昨年は800人の定員に対し、768人がエントリーし、利賀地域の人口約570人を上回る規模となった。

 今回は定員を拡大して昨年11月末から募集を開始したところ、今月20日で900人に達した。県内の424人のほか、東北や関東、関西、四国など各地から申し込みがあった。実行委員会(野原宏史委員長)は、利賀小、中学校の子どもや招待選手らを加えたエントリー数を前回より約180人多い950人程度と見込む。

 かつての生活道だった古道や集落道、落ち葉が重なる森林浴歩道を織り交ぜた多様なコース設定や、沿道での飲食物提供などのもてなしが好評を博しており、実行委事務局は「全国に認知されてきた」と手応えを感じている。

 1月に、コースの一部となっていた旧利賀スキー場で地滑りが発生したのを受け、スキー場をコースから外して、迂回(うかい)ルートを設定したほか、通行止めとなっている県道も避け、安全性を高めた。

 地滑りを理由としたキャンセルはなく、常連出場者からは「一日も早い復旧を心から祈っています」「利賀の自然は参加者を優しく待ってくれていると思います」など温かな声が寄せられている。「TOGA天空トレイルラン」は北日本新聞社共催。

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