となみチューリップフェア推進協会の会合であいさつする北村会長

となみチューリップフェア推進協会の会合であいさつする北村会長

富山県 砺波・南砺・五箇山

球根栽培100年花壇で砺波の自然表現 チューリップフェア来月開幕

北日本新聞(2017年3月23日)

 となみチューリップフェア(4月21日~5月5日)に向け、同フェア推進協会の会合が22日、砺波市のチューリップ四季彩館で開かれた。砺波での球根栽培100年を記念した花壇「センチュリーメモリアルガーデン」を北門近くに設置し、栽培を支えた自然の恵みをオブジェで表現するなど、展示内容や運営を確認した。

 肥沃(ひよく)な土壌や良質な水、日照時間、気温といった自然条件が栽培に適していたことを解説するサインを設ける。撮影スポットにはフレーム型のオブジェも置く。

 立山黒部アルペンルートの雪の大谷をイメージした「花の大谷」はチューリップで高さ4メートルの雪の壁を作り、通路部分は30メートルにする。大花壇では「100」の数字と県産品種を地上絵として表現する。

 高波、庄下地区のチューリップ畑と主会場を結ぶ無料シャトルバスを1日4便運行。「富山観光アプリ」の対象会場として、携帯端末を活用した会場案内、花解説も行う。

 会長の北村憲三砺波商工会議所会頭と夏野修市長が「多くの人に感動を呼ぶようにしたい」などとあいさつした。フェアは北日本新聞社後援。

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