雨の中スタートした前回のトキマラソン。この後風雨が強まり、途中で中止となった=2016年4月17日、佐渡市両津湊

雨の中スタートした前回のトキマラソン。この後風雨が強まり、途中で中止となった=2016年4月17日、佐渡市両津湊

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佐渡トキマラソン申し込み 受け付け31日まで延長

新潟日報(2017年3月30日)

 春の国中平野を駆ける「佐渡トキマラソン」が、参加者集めに苦戦している。申込者数が例年の約85%にとどまる。競合する大会が増えた上、暴風雨のために途中で中止された昨年の影響もあるとみられている。主催する市は、申込期限を31日まで延長。「走るだけでなく、佐渡の特産品や郷土芸能も楽しめる」と特長を懸命にアピールしている。

 トキマラソンは2010年に始まり、ことしは4月23日に開かれる。フルマラソン(制限時間6時間)をはじめ、ハーフ(同3時間)、10キロなどの6種目に、毎年2千人前後が参加する島内最大規模の大会だ。

 ただ、3月下旬~4月下旬は、シーズン幕開けのマラソンが各地で開かれる「激戦期」。県内では例年、20前後の大会がめじろ押しとなる。

 さらに、ことしは3月20日に「新潟ハーフマラソン」(新潟市)が初開催され、4月9日には「長岡ロードレース大会」(長岡市)が4年ぶりに復活の予定。それぞれ約3900人、約1300人のランナーを集める一方、トキマラソンの出場申し込みは例年に比べて約400人減った。

 佐渡市スポーツ協会は「競合する大会が増え、参加者が分散したのではないか」と分析する。加えて、昨年の大会は天候の急変による暴風雨に見舞われ、途中で中止になった。佐渡汽船も欠航し、参加者ら約200人が両津港で夜を明かす事態になった影響も尾を引いているとみる。

 これまで4回出場してきた長岡市の30代男性会社員は今回来島を見送り、長岡ロードレース大会に出場する。「トキマラソンは沿道の声援が温かく、走りやすい。最後まで悩んだが、ことしは違う場所を走ってみたかった」と話す。

 市は24日だった申し込み締め切りを31日まで延長。追加の参加を呼び掛ける。

 「ランナーの好みが多様化しており、飽きさせない取り組みが必要だ」。市スポーツ協会は、地元の飲食店と連携したもてなし企画を用意するなど、大会の差別化をPR。「佐渡の特産品を思う存分味わってほしい」とランナーの呼び込みを図る。

 大会運営についても、ことしは当日朝に関係機関が集まり、綿密に実施の可否を検討する予定だ。「低気圧の発達といった前兆を見逃さず、途中で中止になる事態を避けたい」(市スポーツ協会)と対策を練る。

 参加費はフル5千円、ハーフ4千円など。インターネットのスポーツエントリー、https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/68022などから申し込む。問い合わせは市スポーツ協会、0259(67)7510。

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