湧き水を味わう役員ら=氷見市、上日寺

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10年ぶり 湧き水の味懐かしむ 氷見の上日寺

北日本新聞(2017年3月31日)

 氷見市朝日本町の上日寺の境内に湧き出る「観音菩薩霊水」の周辺整備が終わり、10年以上ぶりに天然の湧き水を飲めるようになった。30日は落成式が行われ、関係者が改修事業の完了を祝った。

 「観音菩薩霊水」は、市内で唯一「とやまの名水」に選ばれている。日本でも珍しい硬水で、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを多く含む。

 10年以上前に実施した水質検査で、同所から大腸菌が見つかったため、近年は飲用を禁止していた。改善を図ろうと、2015年から同寺の総代役員会で話し合いが進められ、16年8月から整備を開始。地下内部の清掃などを行い、同年9月の水質検査では、安全に飲用できるという結果が出た。雨水などが混ざらないよう蛇口や地下排水溝を設置したほか、階段や手すりの改修を行った。霊水の説明が書かれた看板も新調し、ことし2月末に工事が終わった。

 式には、役員ら9人が出席。柳原龍成住職(54)が読経を行った。式後、全員で霊水を飲み「味を思い出した」などと口々に言って懐かしんだ。柳原住職は「今後は定期的に水質検査をし、市民の皆さんに安心して利用してもらいたい」と話した。

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