「珍味弁当」を味わう試食会の参加者ら

「珍味弁当」を味わう試食会の参加者ら

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蜂の子3センチ...珍味ぎっしり弁当 伊那の桜まつりで販売へ

信濃毎日新聞(2017年4月1日)

 伊那市中央の伊那公園で9日に開く桜まつりで、主催の桜愛護会が、郷土食のざざ虫やジビエ(野生鳥獣肉)料理など10品ほどが入った「伊那谷名物珍味弁当」を販売する。お花見弁当として企画し7年目。今年の目玉はオオスズメバチの蜂の子といい、31日、市内で開かれた試食会ではおっかなびっくり、「おいしい!」の声が上がった。

 弁当にはざざ虫のつくだ煮、蚕のさなぎや寒鮒(ぶな)の甘露煮、鹿肉の唐揚げ、熊肉のみそあえなどがぎっしり。鹿肉入りのローメン、イノシシ肉のすき焼き風も入る。肉はどれも軟らかな仕上がりだ。オオスズメバチの蜂の子の大きさは3センチほどもあり、同会会長の横森孝心(たかむね)さん(75)は「今回一番のサプライズ。桜の下で一杯飲みながら味わって」と自信満々だ。

 「どれもタンパク質など栄養たっぷり。冷えても大丈夫なようにジビエの味付けを工夫した」と弁当を作った市内の中華料理店社長の小阪洋治さん(75)。試食会では恐る恐る弁当のふたを開けていた人も「味が染みてる!」。伊那商工会議所職員の中野響子さん(23)は「ざざ虫や蚕、蜂の子は初めて。食べやすく味付けされていておいしい」と話していた。

 1500円で限定100食。うち20食は当日、伊那公園桜まつり広場で販売。80食は予約制(竜門電話0265・78・7151)。

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