家族連れらを乗せ、出発する「SLばんえつ物語」号=1日、JR新潟駅

家族連れらを乗せ、出発する「SLばんえつ物語」号=1日、JR新潟駅

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SLばんえつ号始動 新潟駅で今季の出発式

新潟日報(2017年4月3日)

 JR磐越西線を走る「SLばんえつ物語」号の出発セレモニーが1日、新潟市中央区のJR新潟駅で開かれ、今シーズンの運行が始まった。大勢の鉄道ファンや家族連れらがホームに詰め掛ける中、力強い汽笛を響かせた。

 新潟-会津若松(福島県)間を結ぶSLばんえつ物語号は、1999年に新津駅を本県側の発着駅として運行を始め、昨年9月には乗車80万人を超えた。

 セレモニーでJR東日本新潟支社の中尾浩基営業部長は「SLは、魅力あふれる新潟と福島の懸け橋。多くの人に利用していただきたい」とあいさつ。新潟市の篠田昭市長や会津若松、喜多方両市の市長らがくす玉を割って出発を祝った。

 初めて乗車するという広島市の男子中学生(14)は「新潟と福島でどのような景色が見られるか楽しみ」と笑顔。中学生の父親(47)は「鉄の塊が動くSLは迫力があっていい」と話した。

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