照手・木町さくら通りに設置された竿燈=2日夜、福井市

照手・木町さくら通りに設置された竿燈=2日夜、福井市

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桜を照らす「船の帆」出現 足羽川堤防沿い、15日まで

福井新聞(2017年4月4日)

 福井市湊地区の足羽川右岸堤防沿いにある「照手・木町さくら並木通り」のライトアップが2日夜、始まった。今年は渡し船の帆をイメージした「みなと竿燈(かんとう)」がお目見えし、開花が待たれる桜を幻想的に彩る。

 地区住民が中心となって企画する越前湊さくら祭(8~9日)の一環。同祭実行委が、会場となる九十九橋から花月橋までの約500メートルの並木通りに60個のあんどんを置いた。竿燈は高さ4・6メートル、幅3メートルで、38個のぼんぼりで作り、市三秀プール前に設置。江戸時代に水運の拠点として栄えた歴史を踏まえた。

 約100本の桜が並ぶ同並木通りは「桜のトンネル」として地元住民に親しまれる。あんどんのライトアップは昨年、福井市景観賞を受賞した。ふくい春まつりのメインイベント「越前時代行列」がある15日まで、午後6~10時に点灯する。

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