前回の富山大会で、海風を帆に受けて快走するヨット=2016年7月、射水市新湊地域沖

前回の富山大会で、海風を帆に受けて快走するヨット=2016年7月、射水市新湊地域沖

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「タモリカップ」富山湾で7月16日

北日本新聞(2017年4月5日)

 タレントのタモリさんの名を冠した国内最大規模のヨットレース「タモリカップ」が、7月16日に射水市の新湊マリーナなどで開かれることが決まった。県セーリング連盟が4日、県庁で発表した。

 レースは2009年に静岡県沼津市で始まり、横浜市、福岡市などで実施。15年に日本海側で初めて富山大会が開かれ、3年連続の開催となる。

 今年のコースは新湊地域から伏木沖にかけての約10キロ。全国各地から約300人60艇の参加を見込む。海上パレードでは、帆船海王丸船上のタモリさんに向かって参加艇が多彩なパフォーマンスを披露。世界的なサルサの楽団「オルケスタ・デラ・ルス」によるステージやバーベキューパーティーなどの催しもある。

 県庁で記者会見した同連盟の四方正治会長は「レースだけでなく、表彰式やステージも楽しいものになる」、高桑幸一理事長は「富山湾には日本でも有数の設備を備えるマリーナがある。日本中から来てもらうきっかけにしたい」と意気込みを語った。富山大会のフェイスブックサイトを来週にも立ち上げ、スケジュールや参加者の募集要項などを発表する。

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